湘南乃幽境

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流行語って何

先ほど2014年の流行語大賞が発表されましたね。
今年はTVやネットで取り上げられ続けていた話題が多数あり、ブッ飛んだ連中の絶えない「大豊作の年」とまで言われておりましたし、私もいくつか予想をして少なからず楽しみにしておりました(ノ´∀`*)

そして発表されたトップ10がこちらです。
「ありのままで」
カープ女子」
「壁ドン」
「危険ドラッグ」
「ごきげんよう」
集団的自衛権」←大賞
「ダメよ〜ダメダメ」←大賞
「マタハラ」
「妖怪ウォッチ」
「レジェンド」

な ん だ こ れ は

アナと雪の女王や妖怪ウォッチは分かる。
集団的自衛権の大賞受賞やセンス皆無の危険ドラッグもまぁ良いだろう。
だがあれだけニュースやネットで話題を呼んだ「ゴーストライター」や「STAP細胞はあります」、「号泣会見」や「セクハラ野次」が落とされているのは少々残念だ。
残念ではある。が、それでもやはり賞を受けるには不適格だと判断したのだろう。理解はできる。

だがしかし、日本の栄誉たる青色LEDがトップ50にすら入っていないとは一体どういう了見か。
中村教授が日亜を訴えたことを見て、その発明が讃えられることで他の技術者達に反旗を翻されては困るとでも考えたのだろうか。もしそうならとんだ社会主義思想である。
ノーベル物理学賞を受賞し、既に我々の生活になくてはならないその技術。赤崎教授、天野教授、中村教授の3名の偉業を蔑ろにすることに、一体何の意義があるというのか。

何故中村教授が日本を捨て、アメリカ国籍の下で研究を続けたのか。その意義を考え、改めていかなければ、日本はいつまで経っても技術先進国にはなれそうにない。